今日6月14日はストロベリームーンと呼ばれる満月なのだとか。
自然と共に生きていたネイティブアメリカンが、ちょうどこの時期は苺がとれるとのことで名付けたのだそうです。
苺で思い出したのが、清少納言です。
枕草子の中にも登場するのでご紹介しますね!
枕草子 第42段
あてなるもの。薄色に白襲のかざみ。
かりのこ。
削り氷にあまづら入れて新しき金椀に入れたる。
水晶の数珠。
藤の花。
梅の花に雪の降りかかりたる。
いみじううつくしき児の、いちごなど食ひたる。
美也子訳
上品なもの。薄紫色の袿の上に着た白いかさねの上着。鳥の卵。
削った氷に甘いシロップをかけて新しい金属製の器に盛りつけたもの。
水晶の数珠。
藤の花。
梅の花に雪が降りかかった様子。
とっても可愛い子どもが、苺なんかを食べている光景。
清少納言のキラキラした感性、今の時代でも人気者になりそうです!