「永訣の朝」を読んでみた❄️

宮沢賢治が、実は理系の人だってご存知でした?

裕福な質屋の家に生まれたのに
飢饉と凶作で悲鳴をあげていた農民のために♡
と、農林学校で学んだ賢治。

西に東にと駆けずり回って
創作にも打ち込んで
身を削るようにして生きた賢治。

家業を継がずに進学を希望した時、
宗派の問題で父と対立をした時、
創作に自信が持てなかった時、
どんな時も常に兄の心情を察して
寄り添ってくれた優しく気丈な妹トシ。

そんなトシがわずか24歳の若さで
この世を去るときの
賢治の声にならない悲しみと
その悲しみを昇華したかのような願い。

妹のみならず全てのひとの「幸(さいわい)」を
本氣で考えていた賢治の思いは
最後に祈りとなって私たちの心を打ちます。

今回は「朗読編」と「解説編」にわけてみました。

これから世の中が大きく変わっていくと言われる
令和のいま、
日本人が本来もっていた
ひとのために という思いを
受けとっていただけたら幸いです🍀🌈🍀